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-活性化剤-

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活性化剤

活性化とは

品物を薬液につけて軽度な錆、酸化被膜をとる工程。
めっき液に入る前に素材表面を整える工程なので、酸洗工程とは目的が異なります。

活性化剤の成分

塩酸、硫酸、固形酸を主成分の薬剤です。
処理製品又は条件により、濃度、温度、フッ化物有無等の選定を行います。

活性化の仕組み

前工程のアルカリ電解や水洗中、移動の空中放置で発生した酸化被膜を比較的弱い酸で除去します。
不働態化した金属表面を活性化させます。

酸化被膜や不働態化した金属表面には、めっきが正常につきません。

被膜は脆いので弱い酸で除去する事ができます。

弱い酸を使用し、短時間で処理して素材を腐食させない様にする。

素材別の選択

酸化被膜や不働態化の状態は表面金属によって異なり、ニッケルやステンレスでは強い酸や電解を用いる場合があります。

粉体タイプ ラインナップ

1 フレーク酸

様々な金属に使用で密着性が向上

<使用条件>
濃度 3~20 %
温度 常温
時間 5~60 秒

<適用法令>
毒劇法  非該当 ー
PRTR法 該当  酸性フッ化アンモニウム
労安法  該当  酸性フッ化アンモニウム

2 アシッドM

銅・銅合金、亜鉛に最適

<使用条件>
濃度 3~20 %
温度 常温
時間 5~60 秒

<適用法令>
毒劇法  非該当 ー
PRTR法 非該当 ー
労安法  非該当 ー

液体タイプ ラインナップ

1 活性酸C

鉄素地に最適、低濃度でも強力な活性化力

<使用条件>
濃度 5~20 %
温度 常温〜50 ℃
時間 10~60 秒

<適用法令>
毒劇法  該当  硫酸
PRTR法 非該当 酸性フッ化アンモニウム
労安法  該当  塩酸、酸性フッ化アンモニウム

2 活性酸S

様々な金属に最適。液体タイプなので作業効率UP

<使用条件>
濃度 5~10 %
温度 常温 ℃
時間 5~60 秒

<適用法令>
毒劇法  該当  硫酸
PRTR法 非該当 酸性フッ化アンモニウム
労安法  該当  硫酸、酸性フッ化アンモニウム

3 NAS

再生めっき用(浸漬タイプ)

<使用条件>
濃度 15~25 %
温度 60〜70 ℃
時間 30~60 秒

<適用法令>
毒劇法  該当  塩酸
PRTR法 非該当 ー
労安法  該当  塩酸

4 ST-2000

電解使用でSUS素材、ニッケル再生めっきに最適

<使用条件>
濃度 25~35 %
温度 60〜70 ℃
時間 40~90 秒
極性 陰極電解

<適用法令>
毒劇法  該当  塩酸
PRTR法 非該当 ー
労安法  該当  塩酸